結婚式に纏わるちょっといい話しを集めました。息抜きにでもご覧ください。元気がでてくるかも。。。
「マザーグース」の歌から始まった言い伝えです。
「何か1つ新しいもの。何か一つ古いもの。何か一つ借りたもの。何か一つ買ったもの。靴の中には6ペンス銀貨を。」という歌で、花嫁様がこの4つの何かを身に着けて結婚式に臨むと、幸せな結婚生活を送ることができると言われています。
Something Old ~なにかひとつ古いもの~ 先祖代々受け継がれたもの、家族から譲られた宝飾品等、或は母や祖母の結婚衣裳やアクセサリーなどを身につけると幸せになるというもの。 新しい生活が幸多いものになるようにとの願いが込められています。
Something New ~なにかひとつ新しいもの~ これから始まる真っ白な新生活を表します。
新調したものなら何でもよいですが、白いものを用意することが基本です。 グローブや靴に充てることがおおいですが、 ドレスやベール、下着などでも大丈夫です。
Somethg Borrowed ~なにかひとつ借りたもの~
幸せな結婚生活をおくっている友人や隣人から幸運のお裾分けや、家族以外の周囲の人から愛されるようにとの意味が込められています。 アクセサリーやグローブ、ハンカチ等を借りることが多いです。
Something Blue ~Something Blue~
聖母マリアのシンボルカラーである青は、純潔をあらわします。
サムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、白いガーターに青いリボン飾りをつけたり、ブーケにさりげなく青い小花を入れるのもお勧めです。
結婚指輪の歴史は9世紀のローマにまで遡り、時のローマ教皇ニコラウス一世によって、誓いのしるしとして指輪を用いるようになったそうです。 指輪は「つなぎ目のない輪=永遠」の象徴でした。 そして人間には心臓から左手の薬指に向かって愛の血管が通じていると信じられていました。 それで左手の薬指に永遠を表す結婚指輪をするようになったそうです。
結婚指輪の習わしがが始まったころは、男性から女性に金の指輪を贈り、女性からは鉄の指輪を贈っていたそうです。 昔の人に思いをはせて、お二人にぴったりの結婚指輪を選んでみては?
ギリシャ神話で最高位の神ゼウスの正妻が女神ジューノ。
ジューノは結婚や出産を司る女性の守護神です。
6月に結婚するとジューノのご加護を受けるという言い伝えです。
「マザーグース」で歌いつがれてきたイギリスの古いおまじない。
花嫁の左足の靴に6ペンスコインを入れておくと、二人はいつまでも豊かに暮らせるというもの。最近では新郎の胸ポケットに入れておくのも増えています。
イギリスでは、6ペンスコインは今も人気があり、結婚式だけでなく、クリスマスプディングやお守り代わりとして、また誕生日のプレゼントなどにも使われています。 クィーンのギタリスト、ブライアン・メイがこのコインをピックとして使用したとか。
6ペンスコインは現在鋳造されていませんので、古銭を探すか、銀色のコインで代用するといいでしょう。
イギリスでは、黒猫は幸せをもたらす存在とされています。
式場に向かう途中で黒猫を見かけたり、式場の前を黒猫が横切ると幸せになれるという言い伝えがあります。 結婚式の朝に猫がくしゃみをすると幸せになれるとも言われています。
古代ケルト人は、黒猫は不思議な能力をもった存在と考え、人の智慧を超えた予言能力を持っているとあがめていました。 黒猫が不吉の象徴とされる場合もありますが、、これは中世ヨーロッパの魔女狩りの際に「黒猫は魔女の使い」とされたためのようです。黒猫にとってはとんだとばっちりですね。。。 ちなみに日本では、古来、全身真っ黒な猫はカラス猫と呼ばれ、縁起のよい『福猫』として魔除けや幸運の象徴とされていましたが、悪いイメージがついたのは欧米の影響のようです。。
結婚式後、花嫁が後ろ向きになって未婚女性のゲストにブーケを投げるという、欧米の習慣です。 ブーケを受け取った女性は、幸せをバトンタッチされ、次の花嫁になると言われています。
注意したいのは、ブーケを投げる事は危険であったり、ブーケの形が壊れてしまったりするので、ブーケトス用のブーケを別に用意したほうがよい場合もあります。
ブーケに何本かのリボンや紐を付けておき、それを未婚女性のゲストにひっぱってもらいます。 リボンの中の1本だけがブーケに繋がっていて、それを引き当てた人が次の花嫁になると言われています。
ブーケトスができない場合に、代わりに使える方法です。 ブーケに繋がっていないリボンにも、ささやかなプレゼントを結んでおくと、新郎新婦の心遣いを感じられます。
ブートニアとは、新婦のブーケと同じ花でつくられた、新郎が胸ポケットに飾るコサージュのことです。プロポーズの際に、男性が花束を女性に渡し、女性が承諾する場合は花束の中の一輪を胸ポケットに指した事に由来しています。
ブートニアトスは、結婚式後、新郎が後ろ向きになって未婚男性のゲストにブーケを投げるというものです。ブートニアを受け取った男性は、次の花婿になると言われています。
注意したいのは、ブートニアには新婦が新郎のプロポーズを受けるという意味があり、ブートニアトスをする場合には、事前に花嫁の了解をとっておきましょう。
ガーターは太ももまでの長さのストッキングをずり落ちないようにするためのものですが、腰から垂らしたクリップ等でストッキングを釣り上げるものと、太ももにストッキングを押し付けるもの(リングガーター)があります。ガータートスに使用するのは、リングガーターです。
結婚式後、新郎が新婦のスカートの中に入って、左足のガーターをとり、後ろ向きになって未婚男性のゲストにブーケを投げるという、欧米の習慣です。 ガーターを受け取った男性は、次の花婿になると言われています。
なを、残った右足のガーターはとっておき、、赤ん坊が生まれた際に、赤ん坊のヘアベルトにすると幸せになれると言われています。。
注意点ですが、ブーケトスでブーケを受け取った女性の婚約者が、その場にいる場合は、その男性がガーターを受け取れるように配慮しましょう。ガーターを受け取った男性は、その場にひざまずき、婚約者の左足にガーターをはめます。
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